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表面実装用のICソケットとは?

ICソケットは、ICを半田付けすることなく電子回路内にICを導入することができる電子部品の一つでアクセサリに分類されるパーツです。一般的にはDIPタイプやSIPタイプなどの形状のICに特化しているもので、端子間のピッチなどは既製品のものを使えばほぼ100%利用できます。最近の電子機器は機能が複雑になると同時に小型化が行われている関係からも、プリント基板は4層や8層など多層基板が多くなっている、しかも実装密度が高いので電子部品は両面に取り付けてあるなどICも表面実装型のものが使われることが多くなっています。表面実装型は、プリント基板のアートワークの上に直接半田付けするタイプでDIPやSIPはスルーホールに端子を入れて反対側から半田付けするなどの違いがあります。

表面実装型専用のICソケットもあるので試作品を作るときなど重宝しますし、カスタマイズが可能な部品メーカーなどの場合は特殊形状の表面実装タイプのICソケットを開発してくれる企業も少なくありません。これは個人が利用するようなものでなく、主に開発に携わる人々が利用することが多い分野になるわけですが、一般的な表面実装型のICなどの場合は既製品ともいえるICソケットを通販で買うこともできます。なお、表面実装型のICは電子工作などで利用する機会は少ないけれども、自らプリント基板を自作して選んだICがこのようなタイプのときなどICソケットを使うと便利です。

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