見守りサービスで広く普及をし出したカスタムソケット

高齢化社会となった現在、都心部はもちろんのこと郊外でも一人暮らしのお年寄りが増加しました。核家族化が進んでいる現代では高齢の親を離れて暮らしている方も少なくありません。総務省が調査をしたところ、75歳以上のうちの約80パーセントが、子供と離れて住んでいることが明らかとなりました。今は元気で暮らせていても、いつ病気になってしまうという心配をすることも大切です。

大手警備会社では一人暮らしの高齢者の生活を支えるための、見守りサービスという事業を開始されました。そのサービスではあるアイテムを付与しており、カスタムソケット技術が大いに役立っています。簡単にカスタムソケットの概要について解説をしていきましょう。まずこのアイテムは直径2センチメートルほどの半導体となっており、そのなかにWi-Fiという無線装置とメモリが組み込まれています。

もともとはカスタムソケットはパソコンに使われていたもので、その後はスマートフォンにも採用をされました。見守りサービスでは首からぶら下げられる緊急ボタンを利用者に配布をしており、そのなかにカスタムソケットを組み込まれています。もしも具合が悪くなって助けを呼びたい場合、ボタンを強く握るだけで警備会社の指令室に連絡が届き、スタッフが自宅に駆けつけるという仕組みです。カスタムソケットがあることでペンダントタイプの小型装置を実現させており、常時位置情報も確認することができます。